タイムズカー(カーシェア)をキャンプで使う理由
キャンプ道具を運ぶには車が欠かせません。
しかし、普段の生活で車をあまり使わない人にとって、マイカーを所有するのは大きな負担です。
維持費(ガソリン代・保険料・車検代・駐車場代など)を考えると、「年に数回のキャンプのためだけに車を持つのはもったいない」と感じる人も多いはず。
マイカーなしでもキャンプの幅を広げてくれるのが タイムズカー(旧タイムズカーシェア)。
必要なときだけサッと借りられて、ガソリン代込み。
さらに自宅近くのステーションから24時間いつでも出発できるので、キャンプ好きにとって非常に使いやすいサービスです。
タイムズカーの使い方・利用料金
利用はとても簡単。
スマホのアプリから出発ステーションと車種・時間を選ぶだけで予約が完了します。
利用の流れ
- アプリで車を予約
- 会員カードまたはアプリで解錠
- 返却時は元のステーションに戻すだけ
料金の目安(2025年時点)

料金は利用の車種によってクラス分けがされています。
<時間料金>
・ベーシッククラス:220円/15分
・ミドルクラス:330円/15分
・プレミアムクラス:440円/15分
・4時間半以上の利用になると、お得な6時間パック/12時間パック/36時間パックなどの長時間パックが適応される
<距離料金>
・20円/km
※2025年12月までは利用時間が6時間以上の場合に適用
<安心保証サービス>
・550円/利用
我が家は毎回このサービスをつけています!もしもの時の備えです。
私の場合、1泊2日のキャンプでは「36時間パック」を使うことがほとんどです。利用距離によって料金が変動しますが、ミドルクラス利用で 実際にかかった金額は、約10,000〜14,000円前後(ステージ得点が適応されることがあります)。我が家の周辺では駐車場代だけでも月に20000円ほどするため、コスパがとても良いです。
タイムズカーのメリット・デメリット
メリット
- 必要なときだけ借りられる(維持費ゼロ)
- ガソリン・保険料込みで明朗会計
- 駅近・住宅街などステーションが多く便利
- アプリ操作だけで完結
- 車種が豊富(ミニバン・SUV・軽など)
デメリット
- 予約が埋まっていると希望の車が取れない
- 返却時間を過ぎると延滞料金(ペナルティ)
- 車内に荷物を積みっぱなしにできない
- 人気の車は週末が混雑
- 遠くのステーションに借りに行くこともある
とはいえ、キャンプ頻度が月1〜2回程度なら、マイカーよりも圧倒的に経済的。
我が家では結果的に「車を持つよりタイムズカーで借りるほうが合理的」という結論に落ち着いています。
予約テクニック
タイムズカーには「利用回数や時間」に応じてランクが上がる「タイムズカープログラム」があります。
ステージが上がると、早期予約や割引特典が使えるようになります。
- ステージ2以上:3週間前から予約可能
→ 大型車は埋まりやすいので、3週間前に予約を入れるのが鉄則。 - ステージ3以上:料金割引あり(2025年12月にプラン見直し予定)
また、延長する可能性がある場合は多めに予約しておくのが安全です。
返却時間を過ぎるとペナルティが発生し、次の予約が入っていれば延長もできません。
キャンプ帰りの渋滞を考慮して、数時間余裕を持たせるのがコツです。
おすすめの車種
キャンプでは荷物が多いため、積載量の大きい車を選ぶのがポイント。
プレミアムクラス(アルファード・セレナ・ノア)
- 積載量が多い
- 自宅周辺では台数が少なく使用したことはない
ミドルクラス(シエンタ・フリード)
- シートアレンジでテントやテーブルも積むことができる
- このクラスを愛用中
- ステーション数が少なく、電車に乗って借りに行くこともある
実際に積み込んでいるキャンプ道具(1泊2日分)

シエンタやフリードなら後部座席を倒せば、家族4人+キャンプ道具一式も積むことができます。
こちらの記事では、1泊2日分のキャンプ道具を写真やPDFで紹介しています。

まとめ|マイカーなしでも安心!カーシェアのタイムズカー
タイムズカーは「マイカーなしのキャンパー」にとって、
コストと利便性のバランスが取れた非常に優秀な選択肢です。
- 維持費ゼロで、必要なときだけ車を借りる
- 長時間パックを活用すれば1泊2日でもリーズナブル
- ステージ特典を活かせば、さらに快適に利用可能
タイムズカーは車を持っていない私たちに、オートキャンプの可能性を広げてくれるサービスです!

