【1年使用レビュー】FORE WINDSフォールディングキャンプストーブ|使用感とメリット・デメリット

「カセットコンロ、どれを選べばいい?」

キャンプでの調理に欠かせないコンロ。防災用にも注目を集めています。しかし、こんな悩みを抱えていませんか?

  • コンパクトに収納可能なコンロが欲しい
  • 重くて持ち運びが大変
  • 安全に使用できるか不安

イワタニのアウトドアブランド【FORE WINDS】から登場した「フォールディングキャンプストーブ」は、これらの悩みをすべて解決してくれるコンロです。

この記事では、実際に1年間使用している私が、使ってみた感想と特徴を詳しく紹介します。購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。

目次

この記事で分かること

  • フォールディング・キャンプ・ストーブの基本情報と詳細スペック
  • 実際に1年間使用して分かったメリット・デメリット
  • 安全性能やキャンプ・防災での活用ポイント
  • 他のコンロとの比較
  • どんな人におすすめか
  • 購入前に知っておきたいポイント

購入のきっかけ

我が家はマンション住まいで、収納スペースが限られています。以前使っていた普通のカセットコンロは、かさばって収納に困っていました。

「コンパクトに収納できるコンロが欲しい!」

そう思って購入したのが、このFORE WINDSフォールディングキャンプストーブです。

使用期間: 1年
使用頻度: 月1〜2回(キャンプ)、まれに自宅での鍋

基本情報

3つの特徴

1. 折りたためるカセットコンロ

  • コンパクトに収納可能
  • 組み立ても簡単
  • ヒートシールドで輻射熱によるテーブルへのダメージを抑える

2. デザインがかっこいい

  • FORE WINDSの洗練されたデザイン
  • ブラックとシルバーの2色展開
出典:FORE WINDS公式サイト

我が家はブラックを使っています。

3. 持ち運びが楽

  • コンテナに余裕で収納できるサイズ感
  • 専用のケースも発売中
こんな感じで収納しています。
さとぴ

収納時にヒートシールドやラバーキャップが落ちそうになるというレビュー記事を見かけるのですが、我が家は1年間使ってもそのようなことは一度もありません。
気になる方は専用ケースがあった方がよいですね。

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スペック詳細

スペック一覧

項目内容
最大発熱量約2.2kW(1,900kcal/h)
本体重量約1,600g
連続燃焼時間約120分(カセットガス FORE WINDSノルマル使用時)
使用時寸法W317×D288×H120mm
収納時寸法W111×D285×H114mm
使用できる鍋の大きさ鍋底直径24cm以下、耐荷重約5kg
点火方式圧電点火方式
使用ガスカセットガス
生産国日本

最大発熱量と連続燃焼時間

家庭用カセットコンロの最大発熱量は2.9kW以上のものが多く、アウトドアでよく目にするタフマルは3.3kW、タフマルJr.は2.3kWです。

一方でフォールディングキャンプストーブは、最大発熱量2.2kWと火力が弱めであることがわかります。しかし、実際に1年間使用しましたが、火力が足りないと感じたことはありません。

連続燃焼時間とは、気温20℃〜25℃で強火での連続燃焼にてカセットガスを一本使い切るまでの実測値です。最大発熱量が大きくなると短くなる傾向にあります。

フォールディングキャンプストーブの連続燃焼時間は約120分です。他のカセットコンロは70分から100分程度のものが多い中、一般的なカセットコンロと比較して約2倍長いことがわかります。 カセットボンベを長持ちさせることができるのは、キャンプや災害時に嬉しいポイントですね。

大きさ・重さ

使用時寸法はW317×D288×H120mm、収納時寸法はW111×D285×H114mmです。

重さは約1,600gと軽量で、持ち運びに便利です。

使用できる鍋の大きさ

使用できる鍋の大きさは直径24cm以下です。それ以上になるとガスボンベの上に鍋底がきて、ガスボンベを加熱することになり危険です。

直径24センチ以上の鍋を載せるのは危険

カセットボンベに入っているガスは主に液体のブタンガスで、カセットボンベが温まるとガスが気体になろうとし、破裂する危険があります。各メーカーもカセットボンベは40℃以下で保管するように呼びかけています。

五徳の内側の幅は8.5cmのため、直径約11cm以上の鍋が安定して使用可能でしょう。シェラカップを単体で温めることはできません。

直径11センチ以上のものを使おう

ただし、他社メーカーから互換品の五徳が出ています。これがあればシェラカップを単体で温めることができます。

点火方式

「圧電点火方式」はライターやチャッカマンなどで採用されている方式です。つまみを回すタイミングに合わせて一度だけ電気で火がつくという仕組みです。

別の点火方式には電池を使用した「連続スパーク方式」があります。これは連続して火がつく仕組みで、家庭用のガスコンロなどに採用されている方法です。

生産国

原産国は日本で、品質面でも安心です。

展開方法

展開は工具などを使用せずに簡単に行うことができます。キャンプを始めるまでカセットコンロにガス缶をセッティングできなかった私でも、簡単に展開することができています。また、展開方法は本体にも表示してあり安心です。

さとぴ

一見カセットコンロとわからないものがカセットコンロに変身するのがかっこいいです!展開時のワクワク感もあります!

1.ヒートシールドとラバーキャップを外す

フォールディングキャンプストーブ組み立て。ヒートシールドとラバーキャップを外す。

2.本体のカバーを開け、90度回転させる

フォールディングキャンプストーブ組み立て手順。本体カバーを開ける。
フォールディングキャンプストーブ組み立て手順。本体カバーを開ける。
フォールディングキャンプストーブ組み立て手順。90度回転させる。
90度回転させる

3.スタンドを広げ、支持脚と五徳をセッティング

フォールディングキャンプストーブ組み立て手順。スタンドを広げ、脚と五徳セッティング。
スタンドを広げ、脚と五徳セッティング

4.ヒートシールドをセッティング

フォールディングキャンプストーブ組み立て手順。ヒートシールドをセッティング。
ヒートシールドをセッティング

5.ガス缶をセットしたら完成!

フォールディングキャンプストーブ組み立て手順。ガス缶をセッティングしたら完成。

安全性能

カセットコンロは火を扱う製品のため、安全に使用できないと火事や爆発といった大事故につながりかねません。安全性は重視したいところです。フォールディングキャンプストーブには、安全に使用するための性能が充実しています。

さとぴ

さすがはIwataniの製品ですね!

PSLPGマーク

フォールディングキャンプストーブにはPSLPGマークが付いています。これは、特に事故が多い種類のガス製品が日本の定める安全性能に合格していることを表すものです。

2026年1月からは、カセットコンロやバーナーにこのマークがついていないものは販売できないことになっています。 すでにこのマークを取得している本製品は、安全性の高さを証明しています。

PSLPGマーク

ボンベ加圧機構(ヒートパネル)

ボンベの中のガスを最後まで効率よく使うために、ボンベを装着するところの下部分にヒートパネルがついています。

これにより、カセットボンベを適度に温めて、ボンベ内のガスを使い切ることができます。

マグネット方式のボンベ着脱

カセットボンベとガスコンロを繋ぐ部分にマグネットを使用し、ボンベを安全に保持します。確実で簡単な着脱が可能です。

圧力感知安全装置

ボンベが過熱されて圧力が上昇すると、自動的にガスの供給を遮断します。異常な温度上昇による事故を防ぐ重要な機能です。

容器装着安全装置

点火つまみが「消」の位置にないとボンベが装着できない仕組みです。誤操作による事故を防止します。

メリット

1. 折りたたみできて収納性抜群

収納時のサイズはW111×D285×H114mmと非常にコンパクト。マンションやアパートでも収納スペースに困りません。キャンプ用のコンテナにもすっきり収まります。

2. カセットガス(CB缶)が使える

入手しやすいカセットガスが使えるのは大きなメリット。コンビニやスーパーで簡単に購入でき、災害時にも安心です。

カセットボンベ(CB)缶
さとぴ

メーカーはIwataniのボンベを使用するように呼びかけています。他社製品よりIwataniのボンベの使用が安心です。

3. 火力調節がしやすい

つまみを回すだけで簡単に火力調節ができます。とろ火から強火まで、料理に合わせて細かく調整可能です。

4. 安全機能が充実していて安心

PSLPGマーク取得、圧力感知安全装置、容器装着安全装置など、複数の安全機能を搭載。家族と一緒に使う場合でも安心です。

5. 軽量で運びやすいデザイン

約1,600gと軽量で、ハンドル付きなので持ち運びが楽々。キャンプサイト内での移動もストレスフリーです。

6. 防災用コンロとしても活躍

コンパクトで収納しやすく、カセットガスが使えるため、非常時の備えとしても最適です。停電時やガスが泊まった際の自宅での避難の際にはもちろん使用できますし、避難所への避難の際にも持ち運びがしやすいために活躍します。

7.掃除がしやすい

ヒートシールドは取り外して平面に近い形になるので、汚れの拭き取りがとても簡単です。

ヒートシールドが取り外せて掃除が簡単

デメリット

1. 耐荷重5キロ以下

大きな鍋や重い調理器具を使う場合は注意が必要です。食材を含めて5kg以下に抑える必要があります。

キャンプ用のクッカーセットに入っているような軽量の鍋を使用する場合には、気になりません。先日グループキャンプをした際には2家族総勢8名で鍋を楽しみました。容量3リットルの軽量鍋を使用し、8名分の鍋料理の調理が可能でした。

2. 小さな鍋は置けない

直径11cm未満の小さな鍋やシェラカップ単体では使用困難です。互換品の五徳を購入すれば解決可能です。

3. 風に弱い?

タフまるのような横風に強いシステムが搭載されているのか確認ができませんでした。風防も見る限りなさそうです。

風防はなさそう

他社製品で互換のある風防が発売されていますので、気になる場合は風防を使用するか、風の少ない場所での使用をおすすめします。1年間使用する中で、風の影響で火が消えるということはありませんでした。しかし、強風時の使用には工夫が必要かもしれません。

4. 低温時は火力が弱まりやすい

カセットガス(CB缶)の特性上、気温が低い環境では火力が低下する可能性があります。10℃を下回ると火力が低下し、5℃以下では使用が難しくなるようです。冬季の使用時は、パワーゴールドなどの寒冷地対応ガスの使用をおすすめします。

他のカセットコンロとの比較

タフまる・タフまるJr.との比較

  • 火力: タフまるシリーズの方が高火力(3.3kW、2.3kW)
  • 風よけ:タフまるシリーズは風に強い構造の上になっている
  • 収納性: フォールディングキャンプストーブの方がコンパクト
  • 燃焼時間: フォールディングキャンプストーブの方が長い(約120分)
出典:Iwatani公式販売サイト

HOME&CAMPバーナーとの比較

どちらもコンパクトに収納可能なカセットコンロです。

  • デザイン: それぞれ個性的なデザイン
  • 展開方式: 異なる変形ギミック
  • 使いやすさ:HOME&CAMPバーナーにはヒートシールドがついていません。テーブルで使用する場合は、テーブルへのダメージが気になります。
出典:Snow Peak公式販売サイト
アルペン楽天市場店
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こんな人におすすめ

  • 収納スペースが限られている方:マンション・アパート住まいの方に最適
  • ファミリーキャンプをする方:安全性が高く、家族で安心して使える
  • 防災用品を準備したい方:日常使いもできる実用的な防災グッズ
  • 軽量なギアを求める方:持ち運びが楽で、車への積載も負担なし
  • デザイン性を重視する方:スタイリッシュな見た目でキャンプサイトがおしゃれに

FAQ

Q. 家庭での使用はできますか?
A. はい、可能です。屋内での使用も問題ありませんが、必ず換気を行ってください。

Q. シェラカップは使えますか?
A. 五徳の幅が8.5cmのため、シェラカップ単体では使用できません。互換品の五徳を使用すれば問題なく使えます。

Q. 冬キャンプでも使用できますか?
A. 使用可能ですが、気温が低いと火力が弱まる場合があります。イワタニカセットガスパワーゴールドの使用をおすすめします。

Q. メンテナンスは必要ですか?
A. 使用後は汚れを拭き取り、ヒートパネルやバーナー部分をきれいに保つことで長く使用できます。ヒートパネルは取り外し可能で掃除がとてもしやすいです。

Q. 専用のケースはありますか?
A. 別売りで専用の収納ケースが販売されています。より持ち運びやすくなるでしょう。

まとめ

コンパクト、操作がしやすい、カッコ良い。ファミリーキャンプに最適なカセットコンロ。

FORE WINDSフォールディングキャンプストーブは、収納性、使いやすさ、安全性のすべてを兼ね備えた優れたカセットコンロです。

1年間使用して感じたのは、「もっと早く買えば良かった」ということ。収納スペースの悩みが解消され、キャンプでの調理がより快適になりました。

火力が若干控えめという点はありますが、実際の使用では全く問題ありません。むしろ、燃焼時間の長さやコンパクトさといったメリットの方が大きいと感じています。

キャンプ用のコンロを探している方、防災用品を充実させたい方には、自信を持っておすすめできる製品です。

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