【徹底レビュー】Colemanキャンパーインフレーターマットハイピーク|寝心地・設営・片付けのリアル評価

目次

キャンプで快眠するならマット選びが重要

キャンプの夜にぐっすり眠るにはマットが重要です。

我が家では、「寝心地が最高」と評判のColeman(コールマン)インフレーターマットハイピーク/ダブルをキャンプを始めた時から2年間使用しています。
厚さ10cmの極厚フォームが、地面の凸凹をしっかり吸収してくれてベッドのような快適さ!
また、寒い時期でも地面からの冷気を伝えにくく安心して眠ることができます。
この記事では、実際に使用して分かった寝心地のリアルな感想から設営・片付けのコツ、デメリットまで、正直にレビューします。
ファミリーキャンプで「朝までぐっすり眠りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

Colemanキャンパーインフレーターマットハイピークとは

コールマン人気のインフレーターマット

キャンパーインフレーターマットハイピークとはコールマンから出ている人気のインフレーターマットです。厚さは10センチで、インフレーターマットとしては十分な厚みがあります。シングルとダブルの2サイズ展開です。

インフレーターマットの仕組みとエアマットの違い

インフレーターマットとは中にウレタンフォームが入っているマットのことで、空気を入れて使用します。ウレタンフォームがあることで、地面の凹凸や冷気が伝わりにくい構造になっています。また、設営時にはある程度自動で空気を入れることができます。
一方で、空気だけで膨らますエアマットと比べると、収納時にかさばりやすいというデメリットもあります。

Colemanキャンパーインフレーターマットハイピークの特徴とスペック

シングルとダブルの違い

シングルの大きさや重さを単純に倍にすればダブルサイズになるというわけではありません。シングルに比べてダブルが若干長くなっています。ダブルの幅はシングル2つ分よりも若干狭くなっています。

項目シングルダブル
使用時サイズ(cm)198×68×10(h)200×128×10(h)
収納時サイズ(cm)直径約21×72直径約31×70
重量2.7kg5.0kg
材質ポリエステル + ポリウレタンフォームポリエステル + ポリウレタンフォーム

シングルには1つ、ダブルには2つのバルブ逆止弁が付いています。弁の向きを変えることで、空気がマットから抜けるのを防止したり、入るのを防いだりできます。

収納ケースがポンプがわりになる便利仕様

シングル、ダブルともに収納ケースを簡易ポンプとして使用可能です。
しかし、ダブルに至っては、それだけでは空気を入れるのが大変なので、電動ポンプの使用が必須といえます。シングルにおいては使用したことがないためわかりません。

Colemanキャンパーインフレータマットハイピーク/ダブルを購入した理由

寝心地が最高と評判だった

さまざまなサイトで、「キャンパーインフレータマットハイピークは寝心地が最高」と絶賛されていました。私は自宅でも寝付きが悪いことがあるため、「キャンプではさらに寝られないだろう」と思っていました。寝心地を最優先に考え、このマットを購入しました。

隙間を減らして家族みんなで快眠できる

4人家族の我が家ではダブルサイズを2つを使用しています。
子どもたちの寝相はすさまじく、起床時に就寝時の位置にいることはまずありません。夜間にマットの上で動き回る子ども達。マットの枚数が増えるとその分マットとマットの隙間が多くなり、隙間に挟まってしまうリスクも高まります。
シングルサイズを4枚使用すると隙間は3つ、ダブルサイズ2つでは隙間は1つ。
そこで、マット間の隙間に挟まってしまうリスクを最小限に抑えるためにダブルサイズ2つを使用することに決めました。我が家ではこの上にダブルサイズ2枚分の大きさのシーツを敷いて寝ています。

おすすめポイント(メリット)

とにかく寝心地最高!

実際に使用してみて分かりましたが、どのようなサイトであっても、地面の凹凸が気になることはありません。ほどよい硬さで沈み込みも少ないため寝返りも打ちやすいです。まさに寝心地最高なのです。

設営が簡単!自動膨張+電動ポンプで快適

収納ケースから取り出して弁を開けておけばある程度自動で空気が入ります。しかし、付属の収納ケースを簡易ポンプとして使用しても簡単には膨らみきらないため、電動ポンプの使用がおすすめ(ほぼ必須)です。

実際に使用してわかったデメリット・注意点

片付けに時間がかかる

空気を抜くのにコツが必要で、慣れるまでは時間がかかります。面倒に感じる人には少し負担かもしれません。

表面がツルツルして寝づらいことも

表面がツルツルしており、直接肌に触れると滑りやすく感じます。我が家ではシーツを敷いて対応しています。

テントのサイズを選ぶ

ダブルサイズ2つを敷けるテントは限られています。そのため、テント選びの自由度が下がる点には注意が必要です。

収納時にかさばる

公式サイトによると収納時の直径は約31cmとされていますが、実際の使用後はもっと大きくなりがちです。結構かさばります。

穴が空いたら修理が大変

我が家では使用して1年半ほどで片方のマットに穴が空いたようで、空気漏れが発生しました。快適に使用するためには修理が必要ですが手間がかかります。
空いた穴を自転車のパンク修理用のテープで塞ぐ方法もありますが、穴を見つけるのに一苦労しそうです。一度穴が空いてしまうと快適に使用できなくなるのがデメリットです。

逆止弁の操作に慣れが必要

空気の流れを一方向にするための逆止弁が付いていますが、単純な構造にもかかわらず、私はなかなか理解できませんでした。

さとぴ

「逆止弁の操作がよくわからない…」という方のために、次章で使い方を紹介します!

キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブルの使い方

逆止弁について

①バルブ逆止弁(吸入時):外からの空気は入りますが、中から空気がでて行きづらくなります。

②バルブ逆止弁(排出時):中から外へは空気が出て行きますが、外からの空気が入りづらくなります。

③バルブ全開状態:空気の出入りにさえぎるものがない状態です。

設営手順(空気の入れ方)

①バルブ弁を全開にして自然に空気が入るのを待ちます。※すぐに空気を入れたい時には②に進みます。

②逆止弁を吸入時の状態にして、電動ポンプで空気を入れます。

③逆止弁はそのままの状態で、蓋を閉めたら完成。

撤収手順(空気の抜き方・たたみ方)

2年間ハイピークダブルを使用して、たどり着いた我が家の撤収の方法をお伝えします。

①逆止弁を全開にしてマットの空気を抜きます。

②逆止弁が全開状態のまま、マットを折りたたみ軽く巻きながら空気を抜きます。

③逆止弁を排出時の状態にして、マットを一つ折りの状態まで広げ、再度マットを巻きながら空気を抜きます。
※巻き終えたら一瞬だけ弁を全開にしてもいいです。そうすることで勢いよく中の空気が抜けます。その際は、すぐに弁を排出時の状態に戻しましょう。

④③の工程を数回繰り返します。

⑤逆止弁を排出時の状態にしたまま、付属のベルトで巻きます。

⑤逆止弁は排出時の状態で、電動ポンプで空気を抜きます。その際、片方の弁の蓋は閉じます。

⑥弁の蓋を閉めて、収納ケースに入れて撤収完了です。

キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブルを長持ちさせるためのコツ

使用後1年半で穴を開けてしまったからこそわかる、長持ちさせるコツをお伝えします。

鋭利なものとの接触を避ける

鋭利なものとの接触を避けるために、使用中はグランドシートを使用しましょう。使用中だけでなく、収納後も注意が必要です。マットが倒れて鋭利なものが刺さることのないように、マットを置いている周囲の環境に配慮が必要です。

バルブ部分への負担を減らす

バルブ部分の損傷が、空気漏れの原因になりやすいようです。バルブ部分を把持してマットを移動させるということがないようにマットは「面で持って」移動させます。また、空気を入れすぎると負担がかかりやすいため注意が必要です。

直射日光、多湿を避けて保管する

キャンプ道具全般に言えることですが、直射日光、多湿を避けて保管することで、カビを防ぎ、生地の劣化を遅らせることができます。

収納時に折りたたむ前に空気を抜く

さとぴ

マットに穴の空いた場所を検証した結果、マットを収納する際に折りたたむライン上の中央部分に穴が空いたことがわかりました。

収納時にマットを折りたたむために、折りたたんだ部分の外側にテンションがかかりやすいことが考えられます。負担を減らすために、収納時はある程度空気を抜いてから折りたたむと良いでしょう。

収納時は石を取り除く

マットに石が挟まっていると、収納した際にマット表面を傷つけることになりかねません。収納時に石などが挟み込まないように気をつけましょう。

まとめ|寝心地を重視するならハイピーク/ダブルは買って後悔なし!

キャンプでぐっすり眠れるかどうかは、マットの快適さに大きく左右されます。
その点、コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブルは、厚さ10cmの極厚フォームで地面の凹凸をしっかり吸収し、朝までベッドのような寝心地を実現してくれます。

  • 収納時のかさばり
  • 空気の抜き方にコツが必要
  • 設営撤収に電動ポンプがほぼ必須

といったデメリットはありますが、快適な睡眠が得られるという一点で、それらを補って余りある魅力があります。

特にファミリーキャンプでは、子どもたちの寝返りにも安心の広さがあり、「翌朝までぐっすり眠れる」という点で大きな価値を感じています。

  • 寝心地を最優先する方
  • マットの買い替えで失敗したくない方
  • ファミリーキャンプをもっと快適にしたい方

には、ハイピーク/ダブルをおすすめします。

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