【2025年版】ファミリーキャンプ用テント比較|愛用3張りの使い分けと失敗しない選び方

「ファミリーキャンプ用のテント、どれを選べばいい?」

キャンプを始めるとき、まず手に入れたいのがテント。でも、

  • 高額な買い物で失敗したくない
  • 収納場所も必要
  • 種類が多すぎて選べない

そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、我が家が実際に使用している3張りのテントを徹底比較。スペック、使い分け方、そして失敗しない選び方のポイントを詳しく紹介します。

テント選びに迷っている初心者ファミリーの方、ぜひ参考にしてください。

目次

我が家のファミリーキャンプ用テント

私たちが使用している3張りのテントを紹介します。どれも、比較的簡単に設営できるテントです。

1. Snow PeakランドネストドームM テント&タープセット

購入タイミング: キャンプを始めるときに購入した、記念すべき最初のテント

特徴: 設営がとにかく簡単で、初心者や作業が大変な暑い夏でも安心です。

テントは1ルームですが、前室に収納スペースがあるため、就寝時にはテーブル・チェア・コンテナを収納できます。

出典:Snow Peak公式HP

ランドネストドームMのスペック

項目詳細
タイプ1ルームテント+タープ
定員3-4人
素材ポリエステル
設営時の大きさ(cm)450×280×160(h)
重さ(kg)8.7(タープ:7.2)
収納時の大きさ(cm)70×21×25(タープ:75×15×18)
設営難易度(超簡単)

ランドネストドームMのメリット

  • 設営がめちゃくちゃ簡単で初心者でも安心
  • 夏はタープ下で快適に過ごせる…2ルームテントをフルオープンにしたとしても猛暑の中ではタープ下の快適さにはかないません
  • コンパクトで軽い…車への積み込みも楽
  • タープ、テントを単独で使用できる…使い分けができて便利

ランドネストドームMのデメリット

  • 4人家族にはやや狭い…就寝スペースがギリギリ
  • 冬はスカートがなく寒さ対策が不十分…冬キャンプには不向き
  • 高さが低くテント内で立てない…着替えが少し不便

ランドネスト ドームM使用シーン

おすすめ:

  • 夏キャンプ
  • 初心者
  • グループキャンプ
  • デイキャンプ(タープのみ)

不向き:

  • 冬キャンプ
  • 4人家族で荷物が多い場合

2. TOKYO CRAFTS セレニティー2ルームテント

購入理由: ランドネストにはスカートがないため、冬キャンプがしたくて購入した2張り目のテント

特徴: サイズと構造がColeman(コールマン)のタフスクリーンと似ています。

オプションのTPUウィンドウを使用すれば、冬でも快適。ホットカーペットと湯たんぽ以外の暖房器具を持っていない我が家にとって、このTPUウィンドウが購入時の最大の魅力でした。

出典:TOKYO CRAFTS公式

セレニティー2ルームテントのスペック

項目詳細
タイプ2ルームテント
定員4-5人
素材ポリエステル
設営時の大きさ(cm)350×600×220(h)
重さ(kg)22.5
収納時の大きさ(cm)75×28×48(フライ、インナー、ポール込み)
設営難易度(普通)

セレニティー2ルームテントのメリット

  • 冬でもTPUウインドウで比較的暖かい
  • 天井が高く雨の日でも濡れずに快適…高さ220cmで大人でも立てる
  • ブラックコーティングで夏も涼しい…遮光性が高い
  • キャノピーが広々…リビングスペースが広い
  • 2ルームでプライバシーを確保しやすい…家族でくつろげる

セレニティー2ルームテントのデメリット

  • ブラックコーティングで外の明るさがわからない…朝の目覚めに影響
  • 真夏の設営は大変

セレニティー2ルームテントの使用シーン

おすすめ:

  • 冬キャンプ
  • 雨キャンプ
  • プライバシー重視
  • 家族でゆっくり過ごしたい

不向き:

  • 真夏の暑い日
  • 一人での設営(できるが大変)

3. ZANEARTS WOOTA-L TC

購入理由: 「かっこよくて、もっと簡単に設営できる2ルームテントが欲しい」

そんな思いで購入したのがこのテントです。

使用状況: 購入してまだ数回の使用ですが、ポリコットン(TC)素材のテントは我が家では初めて。今後の使用が楽しみです。

ウータL TCのスペック

項目詳細
タイプ2ルームテント
定員4-5人
素材ポリコットン
設営時の大きさ(cm)454×750×270(h)
重さ(kg)20
収納時の大きさ(cm)80×38×40(h)
設営難易度(簡単)

ウータL TCのメリット

  • 2ルームテントなのに設営が簡単…ワンポール構造で迷わない
  • 広くて天井も高い…一番高いところは270cmで開放感◎
  • TC素材で保温性あり…冬も暖かい(今後検証予定)
  • 見た目がかっこいい

ウータL TCのデメリット

  • ポリコットン素材で濡れると乾きにい…カビの原因になりやすい
  • 大型のため、張れるサイトが限られる…10m×10mサイトでは設営可能
  • 雨の日は撤収後の乾燥が大変…重く、乾きにくい

使用シーン

おすすめ:

  • オールシーズン
  • 広いサイトがある場合
  • 見た目重視
  • 家族でゆったり過ごしたい

不向き:

  • 雨キャンプ
  • 狭いサイト
  • 乾燥が難しい環境

ファミリーキャンプ でのテントの使い分け【季節・天候別】

季節・天候・サイトの広さによって、最適なテントは変わります。

我が家の3張りのテント、どう使い分けているのか見てみましょう。

使用中のテント比較表

条件ランドネストドームセレニティーウータL TC
季節夏:〇 / 冬:×夏:△ / 冬:〇夏:〇 / 冬:〇
必要スペース狭い中間広い
雨の場合×
グループキャンプ
スカートがないため冬キャンプには不向き炎天下での設営は大変TC素材、大型のため雨ではその後の乾燥が大変

○=快適、△=やや不便、×=不向き

使い分けのポイント

季節で使い分ける

暑い時期:設営のしやすい「ランドネスト」か「ウータ」

寒い時期:スカート付きで2ルームの暖かく過ごせる「セレニティー」か「ウータ」

天気で使い分ける

雨予報:ぬれても乾きやすい「ランドネスト 」か「セレニティ」

晴れ予報:全てが候補

サイトの広さで使い分ける

10m×10m以上の広いサイト:全てが候補

狭いサイト:「ラントネスト」か「セレニティ」

初心者におすすめのテント選びのポイント5選

テント選びで失敗しないために、押さえるべき5つのポイントを紹介します。

ポイント1:初心者にはポリエステル素材がおすすめ

理由:

  • 軽くて扱いやすい
  • 濡れても乾きやすい
  • メンテナンスが簡単
  • 価格も手頃

TC素材は:

  • かっこいいが上級者向け
  • 乾きにくくカビやすい
  • 重い

結論: 初めてのテントはポリエステル素材を選びましょう。


ポイント2:家族全員が寝られるサイズを選ぶ

必要なスペース: ファミリーキャンプなら人数分の就寝スペースが必須

4人家族の場合:

  • 最低でも4人用
  • できれば4〜5人用がおすすめ

スペースが足りない場合: インナーテントの外でコット等を利用して寝る選択肢も

我が家の場合: ランドネストドームは3〜4人用で、4人家族にはやや狭いです。


ポイント3:寒い時期も使うならスカート付きが安心

スカートとは: テント裾についた布で、地面との隙間を塞ぐもの

役割:

  • 冷気を遮断
  • テント内の暖かい空気を逃がさない

必要なシーン:

  • 冬キャンプ
  • 高地でのキャンプ
  • 春・秋の朝晩

結論: オールシーズン使うならスカート付きを選びましょう。

ポイント4:設営のしやすさは必須条件

設営が難しいと:

  • 初めてのキャンプでストレスに
  • 時間がかかり疲れる
  • 失敗のリスク

確認ポイント:
✅ ポールの本数
✅ 組み立て手順
✅ 口コミ・レビュー
✅ 設営動画の有無

おすすめ: ワンポール構造や、ポールが色分けされているテント

我が家の場合: ランドネストドームは超簡単、WOOTAも比較的簡単です。

ポイント5:夏はテント+タープ、冬は2ルームが活躍

夏キャンプ

おすすめ: 1ルームテント + タープ

理由:

  • テント内は暑いのでタープ下で過ごす
  • テントは就寝時のみ
  • 設営も楽

冬キャンプ

おすすめ: 2ルームテント

理由:

  • リビングスペースも暖かい
  • スカート付きで冷気遮断
  • プライバシー確保

オールシーズン

おすすめ: 2ルームテント

理由:

  • 年間通して使える
  • 汎用性が高い
  • コスパ◎

結論: オールシーズン使うなら2ルームテントがおすすめです。

【2025年版】初めてのテントにおすすめ|スノーピーク ランドネストシェルター

2025年の注目テント!

ランドネストシェルターは、スノーピークのエントリーライン「ランドネストシリーズ」の最新モデル。

特徴: テントとタープを一体化させた2ルームタイプ

ターゲット: ファミリーキャンプで「リビングと寝室を分けたい」方
      キャンプ初心者の方(建てやすく軽い)
      オールシーズン使いたい方

出典:Snow Peak公式

さとぴ

キャンプを始めた頃や、初めての2ルームテントの購入を考えていたタイミングで発売されていたら、私もこのテントを購入していたと思います。2ルームなのに設営が簡単にできる構造はランドネストドームと似ていて羨ましいです。

項目詳細
タイプ2ルームテント
定員4人程度
素材ポリエステル
設営時の大きさ360×620×210(h)cm
重さ16.5kg
収納時の大きさ76×32×35(h)cm
設営難易度

※設営難易度は同シリーズのランドネストドームを設営した経験と、公式HPの情報を合わせて判断しました。

テント選びのよくある質問

Q1. 初めてのテント、どれを選べばいい?

A. Snow Peakのランドネストドームがおすすめ。設営が簡単で初心者でも安心です。

Q2. 1ルームと2ルーム、どっちがいい?

A. 夏メインなら1ルーム+タープ、オールシーズンなら2ルームがおすすめです。

Q3. スカートは必要?

A. 冬キャンプや春秋の朝晩が冷える時期に使うなら必須です。

Q4. ポリエステルとTC素材、どっちがいい?

A. 初心者はポリエステル。軽くて乾きやすく扱いやすいです。TC素材はかっこいいですが慣れてからがおすすめ。

Q5. 4人家族に最適なテントのサイズは?

A. 4〜5人用がおすすめ。3〜4人用だと荷物を入れるとギリギリです。

Q6. テントの設営は難しい?

A. テントによります。ランドネストドームやWOOTA-Lは比較的簡単です。

Q7. テントの寿命は?

A. 使用頻度や保管方法によりますが、5〜10年程度。しっかりメンテナンスすれば長持ちします。

Q8. 雨キャンプでも大丈夫?

A. ポリエステル素材ならが安心です。TC素材は重く乾きづらいため、撤収後の乾燥が大変です。

Q9. 一人で設営できる?

A. テントによります。ランドネストドームやWOOTA-Lは一人でも可能です。

まとめ|初心者でも安心のテント選び方

ファミリーキャンプでテントを選ぶ際は、季節・天候・サイトの広さを考慮することが重要です。

テント選びの5つのポイント

素材: 初心者はポリエステル
サイズ: 家族全員が寝られる広さ
スカート: 冬キャンプするなら必須
設営: 簡単なものを選ぶ
タイプ: 夏は1ルーム+タープ、冬は2ルーム

我が家の結論

初めてのテント購入なら: Snow Peak ランドネストシリーズ(ドームまたはシェルター)

理由:

  • 設営が簡単
  • 使い勝手が良い
  • 初心者でも安心

我が家の3張りテント総まとめ

我が家で使用している3張りのテントと、初心者におすすめのランドネスト シェルターを比較しました。
スクロールできます
テントタイプ定員素材設営難易度季節適正メリットデメリット
ランドネストドームM1ルーム+タープ3〜4人ポリエステル(超簡単)夏:◎ / 冬:×・設営が簡単で初心者でも安心
・軽量&コンパクト
・タープと併用で夏に強い
・4人家族にはやや狭い
・冬はスカートなしで不向き
・室内で立てない
セレニティー2ルーム2ルーム4〜5人ポリエステル(普通)夏:△ / 冬:◎・TPUウインドウで冬でも暖かい
・天井が高く雨でも快適
・プライバシー確保しやすい
・真夏の設営は大変
・外の明るさが分かりにくい
ウータL TC2ルーム4〜5人ポリコットン(TC)(簡単)夏:◎ / 冬:◎・広くて天井が高い
・設営が比較的簡単
・TC素材で保温性あり
・プライバシー確保しやすい
・乾きにくくカビやすい
・大型なのでサイトを選ぶ
ランドネストシェルター(最新モデル)2ルーム4人程度ポリエステル(予想:簡単)夏:◎ / 冬:◎・テント+タープ一体型
・広いリビング確保
・初心者でも扱いやすい
・プライバシー確保しやすい
・新モデルのためレビューが少ない

テント選びに失敗せず、家族みんなが快適に過ごせるキャンプを楽しんでください✨

ファミリーキャンプでテントを選ぶ際は、季節・天候・サイトの広さを考慮することが重要です。
我が家の3張りテントを比較した結果、初めてのテント購入ならスノーピーク ランドネストシリーズの最新版ランドネストドームが設営のしやすさ・使い勝手の面で最適と言えます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次