【マンション住まい必見】キャンプ道具の積み込み・運搬の方法と実例

『マンションからキャンプ道具を運ぶの、毎回大変…』
マンション暮らしでキャンプを楽しむ方の多くが抱える悩みです。

  • エレベーターに入らない大きなテント
  • 何往復もする重い荷物
  • 共用部分を傷つけないか心配

私もマンション暮らしのファミリーキャンパーで、車は所有せず毎回レンタカーを借りています。つまり、毎回すべてのキャンプ道具を自宅から車まで運ぶ必要があるのです。 でも、工夫次第で運搬はずっと楽になります。

この記事では、キャンプ歴2年、20回以上のキャンプ経験から得た、

  • マンションから車までの運搬テクニック
  • 積み込み時の注意点
  • キャンプに適したマンション条件
  • 運搬を楽にする便利サービス を実体験をもとにご紹介します。

マンション暮らしでも、快適にキャンプに出かけられるヒントが見つかるはずです。

目次

マンション住まいキャンパーのリアルな積み込み実例

我が家は、私と夫、小学生2人の4人家族です。

キャンプの際は荷物を最小限にしているつもりですが、それでも車いっぱいに荷物を詰めています。

ファミリーキャンプ用のテントをはじめとするギアは大きくて重いものが多くあります。その全ての荷物をマンションの一室である自宅からエレベーターを使用して1階のエントランスまで運んでいます。

マンションからキャンプ道具を車へ積み込む作業は、毎回かなりの労力がかかります。

一回のキャンプの荷物

これは9月にキャンプに行った際の実際の荷物になります。テントは小さめのものを持って行きました。寒い時期は防寒グッズがかさばるため、もう少し荷物が多くなります。

1泊2日に必要なキャンプ道具について、こちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

キャンプ道具をマンションから車へ運ぶ工夫

使用しているキャリーカートの紹介

使用しているキャリーカート

我が家では、2種類のカートを使用しています。

  • Coleman(コールマン) アウトドアワゴン……1つ所有
  • BUNDOK(バンドック)キャリー カート Lサイズ……2つ所有
Colemanアウトドアワゴン
BUNDOKキャリー カート
積載量  大きめのコンテナ1つとダブルサイズのインフレータマットが載せれるくらい。
小回り 小回りが効きづらいとはいっても、エレベーターの乗り降りやマンション廊下を通ることはできています。
値段 1万円以上 2千円以下

カートの詳しいスペックについてはこちらの記事で紹介しています。

さとぴ

それぞれに強み、弱点がありますね。
これらをあたまにおいて、カートを選びの参考にしてください。

キャリーカートの使い方と注意点

キャリーカートは手持ちでは運べない大きなものや重たいものをいっぺんにたくさん運ぶことができるのでとても便利です。しかし、荷物が重くなると運びづらくなるため、注意が必要です。
4輪のワゴン型のカートにはたくさんのものを乗せることができる分、積載量が大きくなってしまいがちです。夫でないとカートを引くことが困難な場合も多いです。積載量には注意しながらカートを使っていきましょう。

リュック活用で両手を空ける

また、リュックサックもフル活用しています。リュックであれば背負っても両手が空くので、その空いた両手でカートを引いたり、そのほかの荷物を持つこともできます。

子ども達にもリュックをもたせ、なるべく自分の着替えや遊び道具を入れてもらっています。

コンテナ・大きいバッグで小物をまとめる

小さなギアはコンテナにまとめています。運びやすいだけでなく準備も楽になり、忘れ物もしにくくなります。

ギアをまとめているソフトコンテナ

シュラフやシーツなどは大きめの手持ちバッグにまとめています。そうすることで、いっぺんに複数の荷物を運ぶことができます。

大きなバッグ

家族で協力!荷物の役割分担と運搬回数

誰が何を運んだ?何往復した?

とある1泊2日のキャンプで誰が何を自宅からマンションエントランスまで運んだかお伝えします。

荷物をカートに乗せてまとめると、こんな感じになりました。

キャンプ荷物をマンションから運ぶ様子
誰が何を往復回数
夫・Colemanのカート
・リュック①
1
私・BUNDOKのカート①
・リュック②
・バッグ①
1
娘・バンドックのカート②
・リュック③
1
息子息子・リュック④
・バッグ②

今回は、家族みんなで協力して1回で荷物を運ぶことができました!

荷物が多く往復が必要な時には、夫が車への積み込みを行なっている間に、私が運び切らなかった荷物を運んでいます。

以前は子どもたちもまだ小さく、目が離せない状態だったので、夫婦2人ともが荷物の積み込みに集中することができませんでした。2人とも小学生になった現在では、積み込みが終わるまで、マンションのロビーやエントランスにて子どもだけで安全に過ごすことができています。

お子さんの年齢が小さい場合などは、お父さんがメインで荷物を運び、お母さんが子どもの面倒を見るなどの役割分担が必要になるかもしれません。

マンションからキャンプ道具を積み込む時の注意点

廊下やエレベーターの幅を考慮する

キャリーカートに荷物を載せて運ぶ際には、荷物の大きさに対してマンションのエレベーターや廊下に十分な幅があるか考える必要があります。大きなテントやテーブルやスツールなどを運搬するときの向きも重要になるかもしれません。

キャリーカートを使用した積み込み
荷物の幅を考慮する

我が家では、以前は2輪のカートしか使用していませんでした。

はじめに購入したテントは、収納時の長辺がエレベーターの幅に対して短いものでした。そのため、2輪のカートにテントを寝かせた状態で運搬することができていました。

しかし、その後購入したツールームテントは、収納時の横幅がエレベーターの幅よりも長いため、手持ちのカートでは運搬が困難でした。そのために、Colemanのキャンプワゴンを購入し、テントを横向きにせずとも運べるようにしたという経緯があります。

荷物を運ぶ際にはエレベーターの幅よりも、進行方向に対する荷物の幅が小さいか確認しましょう。

キャリーカートの載せすぎに注意

荷物の量が多く重くなると、運ぶのに力が必要で操作性も低下します。積み方によっては荷物が崩れ落ちてしまうこともあるでしょう。一度に運ぶ荷物は、安全に運べる量かどうか確認しましょう。

我が家でたくさんの荷物を運ぶことのできるColemanのキャンプワゴンにはついつい荷物をたくさん載せてしまいがちです。私では運べず、夫が運ぶしかないことも多々あります。

キャリーカートの載せすぎには注意しましょう。

共用部分は傷つけない、汚さない

「荷物の幅と共用部分の幅」「一度に運ぶ荷物の量」に注意することで、マンションの共用部分を傷つけないように運搬しましょう。また、カートが汚れているとマンションの共用部分が汚れてしまう可能性があります。特にキャンプから帰る際にはカートが土で汚れてしまっているということもあるでしょう。可能な範囲でキャンプ場にいるうちに土は落としておきましょう。

他の居住者にも迷惑にならないように、マンションの共用部分を傷つけない、汚さないことを念頭におきましょう。

エレベーターの混雑時間は使用を避ける

一度に大量の荷物を運ぶことで、他の居住者がエレベーターに乗れず気まずい思いをすることがあるかもしれません。エレベーターが混雑する時間帯の使用はできるだけ避けたいものです。

キャンプ道具を運びやすい!おすすめのマンション条件

将来キャンプをしたいと思っていて、これからマンションを購入しようと考えている方は、以下の条件にあてはまるマンションが理想です。

エレベーターが停止する階である

マンションによってはエレベーターが停止しない階が存在することもあります。運搬時にエレベーターが使用できないのは大変です。必ずエレベーターが停止する階を選びましょう。

エレベーターの広さや廊下の幅

建物によってエレベーターの大きさや廊下の幅には差があります。ギアを運べるだけの大きさがあるか確認しましょう。

積み降ろしのための駐車場がある

積み降ろしの際に使用できる駐車スペースがあるとよいです。積み降ろしに時間がかかることが多いので、安心安全につながります。

運搬を楽にする便利サービス活用法

大きなギアは車に積んだまま

我が家は車を所有していませんが、もし車を持っていたら運びづらい荷物は車に積みっぱなしにしていると思います。

レンタル倉庫を活用する

レンタル倉庫を借りられれば自宅内の収納スペースに空きが出ますし、運搬の際にエレベーターや廊下を通る必要もないため手間は少なくなるでしょう。憧れますね。

レンタルサービスの利用

ギアのレンタルサービスを活用するのも良いと思います。自宅から持っていく荷物が少なくすむに越したことはありません。テントなどの大きなギアから調理器具などの小さなものまでレンタルできたり、レンタルしたものをキャンプ場に直接届けてくれ、使い終わったらキャンプ場から返品してくれるというサービスもあるので魅力的ですね。

さとぴ

レンタル倉庫も、ギアのレンタルサービスも収納が少なく運搬に労力がかかるマンション住まいにはもってこいのサービスですね。

【まとめ】マンション住まいでも快適にキャンプに出かけられる

「マンション暮らしでのキャンプ道具運搬術、いかがでしたか?

この記事のポイント
  • 運搬の工夫:キャリーカート、リュック、コンテナを活用して効率化
  • 家族で協力:子どもも戦力に。役割分担で1往復も可能
  • 注意点:エレベーターや廊下の幅を考慮、共用部分への配慮を忘れずに
  • マンション選びのコツ:エレベーター停止階、広さ、駐車スペースの確認を

キャンプ道具の積み込みは毎回大変ですが、回数を重ねるごとにコツを掴み、より楽になっていきます。子どもは成長とともに運搬の戦力になり、それが自信にもつながります。

荷物運びも、ファミリーキャンプの良いところです。

マンション暮らしでも、工夫次第でキャンプ道具の運搬は快適になります。ぜひこの記事の方法を参考に、次のファミリーキャンプも楽しんでください!

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